偏頭痛の自覚症状と桔梗エキスの効能

日本国民の約8%が悩まされている偏頭痛の原因は、頭の血管が拡張されて神経に影響を及ぼす神経痛であったり、ストレスや緊張からの肩こりであったり、ホルモンバランスの崩れなど多種多様であり、原因が不明なケースも多々あります。特に30歳代と40歳代の女性に多いのも特徴の1つです。
偏頭痛の自覚症状としては、頭の片側が拍動性頭痛と呼ばれる脈拍に合わせる様にズキズキとした症状であり、個人差がありますが月に1~2回から多い人で週に1~2回症状が発現し、数時間から数日の間症状が続きます。
その他の自覚症状としては、偏頭痛に伴ない光や音に過敏になったり、吐き気や動くと身体が痛んだりします。
偏頭痛の前兆として、物が見え難くなったり、視界に異常をきたす閃輝暗点と呼ばれる自覚症状が現れるケースもあります。
偏頭痛の痛み自体は、休息や睡眠により和らぎます。
偏頭痛に処方される漢方薬には、葛根湯や桃核承気湯、五苓散、桂枝人参湯、桂枝加桂湯などがあります。
桔梗は、「おかととき」や「きちこう」とも呼ばれ、万葉の時代より家紋や着物の文様などに用いられており、本能寺の変の明智光秀や明治維新の立役者で有る坂本竜馬の家紋にも使われています。
又、キキョウ科の多年草である桔梗は、古くから根が漢方薬とされており、桔梗エキスは咽喉腫痛や下痢、腹痛などに処方され、特に呼吸器疾患に有効とされています。
桔梗エキスを含む漢方薬には、桔梗エキスと甘草から構成される桔梗湯や発散性の生薬を主成分とする防風通聖散、血行を改善して痰や膿を排出する荊芥連翹湯、排膿散及湯、小柴胡湯加桔梗石膏などがありますが、大半に甘草を含有しているので長期服用や大量服用により、浮腫みや高血圧症状などの副作用に注意する必要があります。